上に立つ者の心得 “工場編”

雑記

こんばんは!銀です!

今日は、上に立つ者の心得について書いていきたいと思いますが、この記事は上に立つと言っても中間職の視点で書いています。

なぜ中間職目線なのか

なぜ今回、中間職目線で伝えようかとしたかというと、上司からのプレッシャー、現場からの突き上げで板挟み状態となり最も過酷な立場だと思うからです。

身体を壊し最悪、社会復帰が出来なくなる人も多くいます。僕も最悪のケースは免れましたが体調を崩し、精神的にもかなり追い込まれた経験をしました。

でも、これからお伝えする事は仕事のやり方ではなく、立ち居振る舞い方で僕自身かなり気をつけてきたことで振り返ると実際、かなり助けられてきたなと実感しています。

一見、当たり前の事を書いていますが意外と出来ている人は少なく、ごく一部です。

ですので少しでも参考になれば嬉しく思います。

心得その1 “言葉遣い”

はじめに言葉遣いですがこれはもう敬語ですね!

これは、社会人だったら当たり前ですが何年も同じ職場で働いていると中々出来ていないものなんです。

特に上の立場になると指示を出したり、お願いすることが必ずあると思います。

『上の立場だから』敬語を使わないなんてありえません。

お願い事をする時、指示を出すときに相手に不快感を与えないように話さないといけません。

例えば休日出勤をお願いするときに

1.『生産が間に合わないから今週の土曜日出勤して』

2.『○○を○○中に納期しないといけない案件がありますので、今週の土曜日申し訳ありませんが出勤していただけないでしょうか』

上記を比べたときどちらの方を引き受けようと思いますか。

後者のお願いの仕方のほうが圧倒的に引き受けてくれやすいです。

仲の良い人にお願いするのであれば前者でも良いとは思いますが、基本は後者のお願いの仕方です。

また、ただお願いするのではなく、○○だからというふうに理由を付け加えると聞いている側は納得しやすいでしょう。

指示を出すときも

『○○君!あれやっといて!』よりも『○○さん。○○をしないといけないんですけど手がはなせなくてすいませんがお願してもよろしいですか』の方が引き受けようと思いますよね。

言葉は変幻自在で伝え方によって相手を快感にさせたり、心を満たすことが出来ますが、一歩間違えれば相手を傷つけてしまう凶器にもなってしまいます。

ですので、思いついたことを何でも言うのではなく『これを言われたら嫌な気持ちになるだろうな』と常に相手の気持を考え、接することが非常に大事ですのでこれまで間違った伝え方をしていたなって思われたなら改善してみて下さい。

心得その2 “叱り方”

次に叱り方についてですが、部下がミスをしてしまったときに頭ごなしに一方的に叱ってしまってはいませんか。

もし、一方的に叱ってしまっているのでは自分にとってマイナスでしかありません。

部下が、ミスややってはいけないことをしてしまったら当然それを正さないといけませんが、必ず相手の意見も聞くようにしましょう。

相手側も何か理由があるはずですので必ず聞いてあげ、その後にこちらの意見を言い、間違っているのであれば前述でも述べましたが言葉遣いに注意して伝えるようにしましょう。

そうすることによって『あの人は話をきてくれる人だ』と思われますし、自分と作業者との間に亀裂が出来ないと思います。

心得その3 “作業者から信頼される上司”

作業者から信用される上司を目指そう。

これが1番大事なことですが物凄く難しいんですよね。

信用を得るにはやっぱり日々のコミュニケーションを取ることだと思います。

仕事のコミュニケーションも大事ですが、『元気にやってる?』や『おはよう』や『生産順調?』等何でもいいんです。一言でもいいのです。大事なのは相手と話すことが重要でそこから少しずつ信頼関係を築いていきます。

信頼を得ていくと『この人のお願いだったらやろう』と思ってくれ協力してくれるようになりますしお互い気持ち良く仕事ができ職場環境も良くなります。

そして自分の仕事に対して嫌な気持ちからやりがいのある仕事に変わっていきます。

最後に

これまで当たり前のことばかり書いてきましたが、本当に出来ている人が少ないのとやっていると言っていても聞いている側からしたら出来ていないというのが結構ありましたので今回書かせていただきました。

ただ、指示を出す側も人間ですので必ず指示ミスや失敗があります。完璧なひとなんて居ませんからね。そういった時は素直に謝罪しましょう。

これも僕の経験上ですが、作業指示に悩むときがよくありました。そういう時は自分で全て決めず作業者にいくつか提案し、話し合って決めるのも一つの手段です。

結局の所、1番実際に作業している人がわかっているのです。

なので困った時は相談するのも良いでしょう。

そうすると逆に提案がありそっちの方が効率よく進む時があります。

最後になりましたが、これだけは肝に銘じておきましょう。

“作業している人がいるからこそ自分の仕事が成り立っていることを”

これを思って仕事に取り組むだけでも自分の言動は変わっていきます。

感謝の気持を持ってこれからも頑張っていきましょう!!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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