「すぐやる人」の習慣 『自分を動かす仕組みを構築せよ』

読書

ぎんです!今日のテーマは“すぐやる人とやれない人の習慣”です。

今回の参考文献は塚本 亮さんが書かれた“「すぐやる人」と「やれない人」の習慣”という本です。

はじめに

まず、成功している人、生産性の高い人は、「行動が早い」ということです。

それは、皆わかっていることだと思います。

問題は『どうやったらすぐに行動が出来るか』です。

すぐやる人は無理に自分を動かそうとしません。

すぐやる人は、自分を無理に動かそうとせず、逆にラクに自分を動かすことが出来るのかを知っています。

行動って結構エネルギーを使うんですよね。目的が好きなことだったら苦に感じないことでしょう。でも好きでないことだったとしたら嫌ですよね。疲れますよね。

典型的な例として仕事や日常において「もっとやる気を出さないといけない」、「根性が足りない」、「みんなも頑張っているんだから」という言葉で無理して自分を動かしていないか。確かにその根性も必要かもしれません。でもそれだけではストレスが溜まりますし、絶対に長続きはしません。

なので自分の固定概念を捨て、考え方や環境を改める必要があります。

それをこれから解説していきます。

すぐやる人は頭の中で考えすぎない

現代、スマホやタブレット等の普及により作業効率がかなり向上しました。

しかし、すぐやる人はアナログツールも上手く利用します。

思いついたことをメモしていきます。パソコンとかよりも簡単にでき、手間もかからないですよね。

メモをし、形に残してしまえばもうその事は考えなくて良いです。

ここでなにが言いたいのかと言うと頭の中を空っぽにし、脳の負担を減らすということです。

「あれもこれもやらなきゃ」では脳に負担がかかり良いパフォーマンスが出来なくなります。

パソコンやスマホでも同じことが言えます。たくさんのアプリを同時に開いていたら負荷がかかり、処理速度が低下します。

すぐに行動に移せない人には頭の中で考え、考えることにエネルギーを全て使い、結果、「またにしよう」というのが非常に多いと思います。

そうならないためにも、必要なことはメモに残してその情報を一旦外に出し、脳内にスペースを確保しておきましょう。

すぐやる人は環境を変えている

勉強や仕事をするとき、家では集中できないから図書館に行ったりカフェ等で作業したりする方が多いでしょう。まさにそれが環境を変えるということなんですね。またそこにお金がかかっていたらなお頑張りますよね。

例えば、ダイエットをするのにパーソナルトレーナをつけたとします。そうすることでお金を払わなくてはいけませんし、ジムでトレーナが待っているので行かないわけにも行きません。

「すぐやる人は」はH(ヒト)、K(カネ)、T(タイム)を上手く活用します。

Hは『相談』で、1人で悩んでいるとだんだんモチベーションが下がっていき、結果何もやらないになってしまいます。誰かに相談することでアドバイスをもらい、実現性が高くなります。

Kは先の例でも書いていますがお金が発生しているなら無駄にしたくないですよね。実際やる事に対しどれほどのお金が割けるかにより行動も変わってきます。

Tは「すぐやる人」は時間への意識が高くいつやるのかを明確に決めてしまいます。

これらの事をうまく活用し、行動の仕組みを作り上げていっています。

すぐやる人はモチベーションが高いうちに動く

皆さん、書店で本を買うときどんな気持ちで買いますか。「この本面白そう、読んでみたい」と思い買っているかと思います。僕も同じ気持ちです。

以前、“速読術”の記事でも書きましたが僕は本購入後、家に直帰しません。まずカフェや喫茶店等に行き買った本の重要部のチェックをします。何故かというと内容を予め把握し次に読みやすくするためと、一番その時が自分の読みたいモチベーションがピークに達しているからです。

よくあるのが、買って帰るまではいいが、そのあと中々読むことが出来ないんですよね。家に帰ってきてゆっくりしたいという誘惑に負けてしまうのです。読むことがなく本棚に眠っている事になります。それでは良い結果が得られるはずがありません。

モチベーションが高いうちに行動するようにしましょう。

すぐやる人は行動しながら考える

たとえばサッカーボールを蹴ったことがない人が、いくら本を読んで、蹴り方をを学んでもうまく蹴られません。実際に蹴ってみてどうすればうまく蹴れるか考えることが出来るようになるものです。

やれない人は頭のなかで考え込み理屈を並べて結局は行動しません。

ちょっとした行動の積み重ねが重要でアクションを起こすことが大切なのです。

すぐやる人は失敗を恐れない

有名なマイケル・ジョーダンの名言でこういうのがあります。「僕はこれまで9000本以上のシュートを外してきた。これまで300試合近くに負けてきた。決勝シュートを任されながら、外してきたことが26回ある。人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ、こうして成功しているのだ。」

誰でも失敗はしたくないものです。ですが、世の中そんな甘くないのが現実です。

すぐやる人や成功している人は失敗を恐れていないのです。失敗しても改善していき成果を生み出しています。いつか「あの失敗があって良かった」と思える日がくるのです。

すぐやる人は整理する習慣を持っている

すぐやる人の特長として整理する習慣を持っていることです。

書類を見直そうと思ってその書類を探す事に時間、労力を使っているとそれだけで疲れてしまいます。

また、勉強するのに机の前にきてはみたけど机上は散らかっており、どこに何があるか分からない状態だったらその光景を見るだけで勉強する気も失われます。

すぐやる人は毎日、書類や荷物をカバンの中から取り出し、戻す場所を決めています。

もう一つ、デジタルデバイスでたとえると、重要な物はフォルダに分け、重要であるが今すぐ必要では無い物はDropboxやevernoteなどのクラウドサービスに保存しときます。

そうすることで毎日身の回りが整理され、“すぐやれる”環境を作っているということです。

すぐやる人は期限は自分で再設定する

期限を守るということは生業、私生活におき、他人との信頼関係を守る為に不可欠です。

すぐやる人は指示や依頼を受けた時、動き出しが早いのです。そして与えられた期限をいっぱい使わず、余裕をもって終わらせます。そうすることで瞬発力を高めることが出来ます。

僕もそうですが、ブログをはじめ、投稿締切なんてものはありませんが「この時間は少しでもいいから記事を書こう」や「今日は何もしない」とメリハリをつけ、やるときにはそこに全集中して取り組むように心がけています。

そうして計画的に物事を進め、与えられた期限(自分で再設定した期限)より早く終わらせます。

早く提出するぶんには絶対に怒られたりしません。むしろ評価されると思います。

また、早く終わらせる理由として、計画とは計画通りに進まないものです。問題が発生し、それに対処できるようにするためでもあります。

すぐやる人は朝が早い

「今夜は徹夜だ」という言葉をよく耳にしませんか。それって効率、質が物凄く落ちるのです。単純作業であれば良いですが僕はこの本を読んでからは極力遅い時間の作業は避けるようにしています。夜は脳も身体も疲れているので質の良い作業が出来ません。

すぐやる人はとにかく朝が早いです。海外では6時30分の時間でジムでたくさんの方が汗を流しているそうです。成功している方はみな早起きをしています。

何故かと言うと、朝の大切さを理解しているからです。脳は朝起きてから2,3時間を経過したあたりが、一番活発に活動します。

だから最重要項目にあたるようなことはそこの時間帯に済ませます。

職場の会議もそういう意味で午前中に行われます。

イチローも「重要な決断は朝にしろ」と言っています。それは夜だと脳が疲れきっており、正しい判断ができないからです。

早起きをすると脳がスッキリした状態で前向きに行動を起こせるようになります。

早起きをして有意義な質の良い一日にするようまだまだ僕自身、そういう方を見習っていかなくてはいけません。

すぐやる人はアウトプットする

質問ですが、学んだことをインプットにしていませんか。

すぐやる人は知り得た情報や知識をアウトプットし行動に移します。そして誰かに伝え、さらに学び続けています。

他人に教えるのって難しいものです。でもそれが出来ると改めて再認識する事もあり、新たな学びが生まれます。

アウトプットしようとするだけで小さな疑問点とも向き合い、質も向上するのです。

また、アウトプットすることにより脳が整理され、さらに新しい知識や情報を吸収しやすくなります。

ですから、知り得た情報や知識をアウトプットする習慣を身につけていきましょう。

おわりに

本書ではまだまだ“すぐやる人の習慣”について記載されていますが、僕が重要視した箇所を抜粋しました。“すぐやる人”と“やれない人”を比較すると将来、行動力や知識量を比べた時、天と地の差があります。今からでも全然遅くはありません。

少しの習慣、考え方を変えるだけでいいので実践する価値は大いにあると思います。

小さな小さな一歩が、やがて大きな変化を自分の人生にもたらしてくれます。

僕自身、まだまだではありますが、この記事をきっかけに頑張ろうと思われた方がおられたなら大変うれしく思います。

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