マルクス・アウレリウス【自省録】今を生きよ!この世は偶然ではなく必然!

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ぎんです!今回のテーマは“全身全霊で「いま」を生きよ!”です。

全力で「いま」を生きよ!ということで毎日、全力で生きていますか?

あれしとけばよかった、これやっとけばよかったと後悔している日々を過ごしてはいないですか?

人生って長いようでもの凄く短いんですよね。私は20代後半ですが1年が早く感じます。先輩の人から「20代も早かったけど30代、40代と歳が重なるにつれて年々早く感じるよ」と言われます。

そう言われて自分の人生に悔いが残らないよう「いま」を全力で生きようと決意した時にこれから紹介する本を読んだのですがとても学べる内容が書いてあり面白いなと思いました。今回、私なりに要約してまとめてみました。そこで私はこの本のエッセンスをお届けしたい!そう思い記事にしたいと思いました。『自分を変えたい』そう思っている方は是非読んで頂き、そしてこれがきっかけになっていただければと思いますので読んでみてください。

という事で、参考文献はこちらになります。

 

マルクス・アウレリウス

マルクス・アウレリウス?だれ?

まず、マルクス・アウレリウスって誰?と気になると思うので紹介していきたいと思います。

このマルクス・アウレリウスですが、ストア派哲学者と知られていました。

また、庶民的な皇帝として人気があったと言われています。

ストア派とは古代ギリシアのゼノンという人物の思想で、「禁欲主義」とも言われています

ちなみにストイックという言葉よく耳にしますよね。そのストイックという言葉はこのストア派に由来しています。

マルクス・アウレリウスは紀元2世紀(121年〜180年)に生きた実在のローマ皇帝です。第16第のローマ皇帝で「五賢帝」の最後に位置づけられています。

五賢帝とは

①ネルファ

②トラヤヌス

③ハドリアヌス

④アントニヌス・ピウス

⑤マルクス・アウレリウス

と続く5人の有能な皇帝のことで、彼らは内政では善政をおこない、外政においても地中海帝国としてローマ帝国の最盛期を実現させ、まさにローマ帝政の黄金時代を築いたんですね。

しかし、五賢帝の最後となったマルクス・アウレリウスが39歳で即位した時、全盛期は過ぎていました。相次ぐ天災、感染症、戦争、反乱といった次々と押し寄せてくる問題の解決に奔走し、毎日激務に追われていていました。過酷な環境、激務によって59歳で病没したと記載されています。

今回紹介するこの本、『自省録』はそんな激務のかたわら就寝前につけていた「瞑想記録ノート」でⅠ〜Ⅸ全部で180のマルクス・アウレリウスの言葉があります。それを現代に置き換えてここは学べるんじゃないか!そういったポイントをお伝えしますのでお見逃しなく。人物紹介も終えたところで今回の本題へといきましょう。

今を生きよ

まず1つ目「今を生きよ」ですが、もうこの本のタイトルでもありますよね。

そうなんです。ここがもう全てなんです。じゃあ、Ⅰだけでよくない?と思いますが目次でいう残りのⅡ〜Ⅸは今を生きるために何が必要なのかを学べる項目になっているんだと私は思いました。なので、最後まで読んでいただきたい。

「今を生きよ」ここでは3つの学べるポイントがありました。それがこちら。

①未来、過去にとらわれず現在を全力で生きる

②「一瞬」に一喜一憂しない

③変化を恐れない

1つずつみていきましょう。

①の未来、過去にとらわれず現在を全力で生きる。ここでは簡単に言うと、過去の後悔している事をいつまでも引きずっていないか、まだ不確定な未来にエネルギーを使っていないか。そういうことばかり考えているうちに人生が終わりますよ?そう言いたいんですよね。いま、この現在にやりたいことをやるこれが大切なのです。

でもそんな事言われてもできないよ。

はい、そう思っているあなた、まずそのマインドを改善しましょう。

「○○だからできない」や「また今度○○しよう」このセリフよく言いますよね。私も言っていました。

このセリフを言う=やらないです。皆さんも経験があるのではないでしょうか。

例えば、「いや〜、今日は仕事が長引いて遅くなって筋トレ出来なかった。また明日から頑張ろう」や「部屋の掃除しなきゃなー、今日は出来ないからまた今度にしよう」ないですか?

ありますよね。大事なのは毎日少しの時間でも良いから日課にして習慣化させることです。筋トレだったら疲れているのであれば回数を減らす。掃除でも今日はトイレ掃除、明日はリビングといったように場所を決めて毎日する。そうしたら大掃除なんてしなくても良いのです。

「一回で多くのことをやらずに分散してやる」これに切り替えるだけでも時間の確保はかなりしやすいと思います。

やりたいことがある人、チャレンジしてみたい事がある人はそのために「いま」自分は何をしないといけないかを明確にしてそれを行動に移す。忙しい人でもあるはずです。スキマ時間が。テレビ、You Tube、スマホ見ている時間ありますよね。その時間をうまく利用してください。そこに求めている自分になるためにしなければいけないことを毎日やって日々積み重ねることが大切なのです。

私達に与えられた時間は制限つきです。限られた時間をどう上手く活用するのかによって自分の未来が変わっていきます。なので「現在」を全力で生きましょう!

次、②の「一瞬」に一喜一憂しない

これはつまり「自身をコントロールする」ということです。結構、勢いでいったり、その時の流れに身をまかせている人が多いです。全てがそうとはいえないですが大抵、そういったとき程良い結果って生まれないのですよね。例えば、私は人に流されやすいタイプなのですが「このゲーム面白いからやってみて」と薦められてそのゲームソフトを買ったのですが、買ったときはなんか面白そうで嬉しかったのですが実際にプレイしたら自分にハマらなく、1週間くらいでやらなくなりました。最近のゲームソフトって高いじゃないですか?普通に7000千円〜8000千円くらいするんで無駄な買物したって思いましたね。それだったら美味しい焼肉食べてる方が良かったと思いました。

ゲームを進められた時、興味がなかったら断りはするのですが押しに弱く何回か言われたら「買ってみる」って言ってしまいその時の勢いで買ってしまったのですが結果、後悔する事になりました。

何が言いたいかというと一瞬の出来事に心を乱されるなということです。

この本にこう書かれています。

これからの人生でさまざまなトラブルに見舞われることになるのだろうなんて考えはやめたほうがいい。しかし、もしトラブルに見舞われた際には、いつでもこう自問自答してみることだ。「このできごとの、いったいなにが耐えがたいのか?」と。そして、未来でも過去でもない、現在だけを圧迫する私の心。その圧迫を切り離してしまえばどうでも小さいものになってしまう。そんなことすら耐えられないというのであれば、『自分の心を叱り飛ばしてやればいい』と。

特に私みたいに人に流されやすい人にいきなりこうなるのは難しい話ではあるのですが、これからそういった事に遭遇したら自問自答してほしいです。そして自分をコントロール出来るようになっていきましょう。

3つ目のポイント、③変化を恐れない

変化って慣れてしまえば何にも感じなくなりますし、便利にも感じます。スマホも今になってはとても便利で使いやすくてガラケーとスマホどっちがいい?って聞かれたら断然スマホになりますが、発売当初は「日本では売れない」と予想されていたんですね。ですが、カメラ性能が上がったことや膨大な数のアプリ等、実際使ってみるとかなり便利且つ、使いやすくなっています。

ここで伝えたいことは「変化しないものは役に立たない」ということです。

常に変化しているからこそこうやって今の便利な時代が作られているわけです。

変化していなかったらもしかしたらテレビは未だモノクロだったかもしれません。携帯電話なんて無かったかもしれません。

「あなたは変化を恐れて何もしないままを過ごしますか?」それとも「変化を恐れず未来を開拓していきますか?」答えは勿論、後者です。

変化に恐れずに逆に楽しんでどんどんチャレンジしてみましょう。

今を生きるための心構え

では、「いま」を生きるために何をしないといけないのか。

それが本書に書かれている目次より

Ⅱ.運命を愛せ

Ⅲ.精神を強く保て

Ⅳ.思い込みを捨てよ

Ⅴ.人の助けを求めよ

Ⅵ.他人に振り回されるな

Ⅶ.毎日を人生の最後の日として過ごせ

Ⅷ.自分の道をまっすぐに進め

Ⅸ.死を想え

ここに記されています。

ここでも学べるポイントとなるところを私なりの考察をして要約して6つにまとめてみました。

①運命は自発的に受け入れる

②日々の行動に自問する

③助けを求めよ

④他人に振り回されるな

⑤物事を先延ばしにするな

⑥人生を満足して終えよ

まず、①運命は自発的に受け入れる。皆さんは運命というものを信じますか?信じる人もいれば信じない人もいると思います。ちなみに私は信じます。

アメリカ合衆国の政治家、政治学者であり、第28代アメリカ合衆国大統領を務めたトーマス・ウッドロウ・ウィルソンはこう言っています。「運命の中に偶然はない。人間はある運命に出会う以前に、自分がそれを作っているのだ」と。

私はこの名言深いなと感じたのですが、いまこの時も明日、明後日この先も何が起こるかというのは決まっていると私は思います。だけど何が起こるか分からないから偶然と勘違いしてしまうんですよね。

自分の事を少し話すと、私は高校卒業後、A社に就職しました。でも色々な問題に直面し、A社ではやっていけないと思い、B社に転職しました。

それを自分なりに解釈すると

「1社目では、何かそこでしなければいけないことや、出会わなければいけない人々がいて、そこの会社に務めることになった。転職したきっかけは、A社ではやっていけないと感じたからではあるが、実は運命的にそこでやり終えたことがあって自分がレベルアップして次のステージへの挑戦で転職したのだと。」『物は考えよう』それ言われたら何も言えないのです。全ての人に言えるのは、今の現状に自分があることは一瞬の積み重ねが「いまを生きる」ことが大切なことではないかと私は思います。

次に②日々の行動に自問するです。毎日の自分の行動を一度、振り返ってみてください。無駄な時間を過ごしてはいないですか?例えば、夜更しをして次の日昼まで寝ている。これは、はっきり言って時間の無駄遣いです。朝、6時に起きている人と12時に起きている人と比べたらそこに6時間の差があります。仮に休みの日の2日間でみたら12時間です。半日分ですよね。その時間の差は後々、天と地ほどの差があります。前述でも言っていますが私達の時間は制限つきです。時間の使い方なんてその人の自由ですがもし、現状の自分に満足していないのであれば日々の行動に無駄はないかを自問してみましょう。でも、誤解してほしくないのが夜更しがいけないとか休みのにゆっくり寝てはいけないではないですよ。時には娯楽も必要です。ただ、その習慣を毎日や毎週するというのは勿体ない時間の使い方をしているとお伝えしたいです。

次に③助けを求めよ。ここでお伝えしたいのは「1人で抱え込むなということです」とはいえ、なんでもかんでも助けてもらうというのは違います。時には自分で解決しないといけない事もあります。何度も言いますが時間は有限なのです。問題に直面したとき一度は自分で考えてみてだめだと思ったら助けを求めるということです。例えばあなたが野球でホームランを打ちたいって思います。そのために、色々と考えますよね。体重を増やさないといけないや打球が伸びる打ち方など。自分なりに研究して実践した結果「ホームラン打てました!」っていう人、中々いません。そんなことが出来る人ばかりだったらコーチなんて要りませんよね。自分で考えてやった結果、ホームランを打てなかった。じゃあ次にどうしますか。また1人で考え込むのかコーチに相談してアドバイスを貰うのか答えは後者です。大切なのは助けを求めて新しい考え方、知識を身につけることです。人によって視点の捉え方は様々で私もよく「こういう考え方もあるんだ」とか「これにはこんな役割があったんだ」と驚くことばかりです。なので、問題に直面して困ったときには助けを求めてほしいです。必ずあなたを助けてくれる人はいます。

では、④他人に振り回されるな、についてです。

振り回されやす人の特徴として

・自分の意見が言えない

・人に流されやすい

・周囲の目が気になる(嫌われたくない気持ちがある)

・承認欲求が強い

・自分に自身がない

主にこれらに当てはまる人は他人に振り回されやすい人です。

はい!わたくしであります!!

全て当てはまりました!!

振り回されないようにするにはと言われてもこればっかりはそういう性格でもありますのでそれを改善するのが難しいのが事実です。でも、他人に振り回されやすい人って自分も含めやたらなんだか疲れていません?これを気疲れというのですがここでも一度、自身に問いかけてほしいのですが、「一回限りの人生なのになぜ、自分の魂を大事にせず、他人が自分をどう思うかに幸せを求めているのか?」を。

要は振り回されやすい人って「自分<他人」なんですね。自分より他人を大事にしています。それはそれでとても素晴らしいことではあるのですが、自分を大事にすることも大切です。

いくつか特徴をあげましたが最も大事なことは「自分の意見を伝える」これが他人に振り回されないようにするために重要なことですぐ実践できる事だと思います。そしてその回数をこなし発言することに慣れることです。話しやすい人って必ずいますよね。最初はそこから練習していけばいいのです。勘違いしてほしくないのがその時に「無理」とか「嫌だ」と一言で済ませないことです。それは喧嘩のもとでもあります。発言するときには「○○だから、△△だと思うから今回は遠慮しとくね」といったように理由を述べるようにしましょう。

他人に振り回されることは時には自分の目標、夢を遠ざけることにもなりますので自分の意見を持っていて更にそれを伝えれるようにしていきましょう。

後2つになりましたが次、⑤物事を先延ばしにするなです。今日できる事、今できる事を「明日でいいや」と先延ばしにしていませんか?もし、しているのであればそれは改善すべきです。「やっぱり昨日のうちに片付けておくべきだった」こういう経験ありますよね。そうです。今できることをやらなきゃ絶対後に後悔することが多いです。買い物で例えると「これいいなー」と思ってまた今度買おうとします。でも次買いに来たら売り切れになっていて「あの時買っとけばよかった」と後悔したことありますよね。

自分で例えると、今もしブログを書いていなかったら何年後、何十年後に「ブログやっとけば何か変わったのかな」って絶対思いますし後悔すると思っています。なので何かやりたいこと、しなければいけないことがあるのであれば先延ばしにせず「いま」から始めることです。「○○だからできない」というフィルターを取っ払ってアクションを起こしていきましょう。

いよいよ最後となりました。⑥人生を満足して終えよ。私は最近「自分の人生に満足しているのか」を問うときがあるのですがすぐに

写真の文字が脳裏に浮かぶのです。

何故なら、私は自分の力で何一つ成し遂げていないからです。

せめて、今挑戦しているブログこれだけは何が何でも成功させたい。それが今の自分の夢でもあり目標でもあります。「自分の人生は最高だった」そう思えるようになるためにも毎日、1秒を大事に「いま」を生きていきたいですね。

おわり

いかがでしたでしょうか。今回かなり私の要約ばかりではありましたがこれがきっかけで「一歩、前に踏み出せました」という人がいれば今回の記事に意味があると思います。

この本は最初から読まなくても目次から気になった言葉があればそこを読むことだけでも感じるものがあるのが良いところですので今一度、自分を見つめ直したい方には読んで頂きたいです。

最後にこの本をよんで一言でまとめると

『現在(いま)を全力で生き、最高な人生にせよ!』

最後まで読んでくださりありがとうございました。

では、またお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

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